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ノートン、2022年4月・5月のサイバー攻撃ブロック数レポートを公表 〜フィッシング詐欺・サポート詐欺のブロック件数では日本が一番多い結果に

ノートンライフロックは6月23日、2022年4月と5月に世界主要8か国(日本、オーストラリア、フランス、ドイツ、インド、ニュージーランド、イギリス、アメリカ)で「ノートン」のセキュリティソフトによりブロックしたサイバー攻撃数を公表した。その概要は以下のとおり。

2022年4月に、日本でブロックしたサイバー攻撃は合計約6,165万件、2022年5月は約6,712万件と、いずれも8か国の中で米国に継ぎ2番目に多かった。日本での月々のブロック数は、4月から5月にかけて約547万件増加しており、1日あたりの平均ブロック数(1ヶ月間の1日毎のブロック数から割り出した平均値)も約150万件増加している。1日あたりの平均ブロック数は、2022年4月は約67万件、2022年5月は約217万件。

なかでも2022年5月に日本でブロックされた「サポート詐欺」の件数は、8か国の中でも桁違いに多かった。他国が1,211件〜254,643件のところ、日本では1か月で約520万件がブロックされた。前月の4月に日本でブロックされたサポート詐欺の数は約13万件のため、前月比約4000%増となる。サポート詐欺はコロナ禍により急増したが、一時下がるも、再度5月に増加した。

また、フィッシング詐欺の件数は2022年5月、日本が8か国で最も多く、約340万件をブロックしている。4月は約195万件がブロックされていたため、前月比約174%増加した。

Emotetなどのファイル形式で送付されるマルウェアも依然として各国で多く確認されており、日本でも4月に約75万件、5月に約48万件がブロックされている。

 

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