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KIS Security、標的型攻撃メール訓練サービス「KIS MailMon」をバージョンアップ 〜ユーザー作成の添付ファイルを利用した訓練も可能に

KIS Securityは8月5日、標的型攻撃メール訓練サービス「KIS MailMon」をバージョンアップしたことを発表した。バージョンアップにより、顧客から要望の高いファイルタイプの追加やsandbox等によるメール閲覧を一目で判別できるように改善した。ファイルタイプはPDFファイルに加え、Wordファイルを訓練に使用することができ、Emotetでよく使わる手法での訓練を実施できるようになる。

■バージョンアップによる主な変更点

・オリジナルのWordファイルを使用可能。添付ファイル型訓練がより便利に
添付ファイル型の訓練は、PDFファイルに加え、オリジナルのWordファイルによる添付ファイル型の訓練が可能に。標的型攻撃(Emotet等)が活発化するなか、より効果的な訓練が実施できる。

・sandbox等によるメール開封を素早く判別
メールセキュリティ対策としてsandbox等を導入している場合に、訓練対象者がメール閲覧をしたのかsandbox等によりメール閲覧をしたのか、判別ができないことも多くある。「KIS MailMon」では、訓練対象者のすべてのステータスを記録したイベントリスト.csvと訓練対象者の一覧表示する訓練果.csvのデータを提供。データはパソコンやスマートフォンからのステータスの記録やsandbox等によるステータスも記録し、メール開封やメール本文のURLクリック・添付ファイルの開封などを確認することができる。

・訓練設定時の訓練内容のプレビュー表示により大幅な効率化
訓練シナリオギャラリー(テンプレート集)から訓練シナリオをインポートする際に、訓練内容(メール本文・リンク先画面)をプレビューにより確認できる。訓練のスケジュール設定時にも訓練内容のプレビューを表示し、訓練内容を迷うことなく簡単に行なえる。

・訓練中の訓練終了期間を延長できる機能を追加
訓練のスケジュール設定後や訓練中に、意図しない理由により訓練終了期間(ステータスの記録時間)を延長したいことがある。訓練の設定後や訓練中に訓練終了期間を延長できる機能を追加した。
 

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