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チェック・ポイント、「サイバー攻撃トレンド 2022年中間レポート」を発表 〜サイバー攻撃は全世界で42%増加、ランサムウェアが最大の脅威に

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーは8月15日、「サイバー攻撃トレンド 2022年中間レポート」を公開したことを発表した。

このレポートでは、ランサムウェア攻撃の新たな手法である「国家に対する恐喝」や国家関与型のハクティビズム(社会的・政治的な目的を持ったハッキング活動)などのように、サイバー攻撃が国家レベルの武力として定着していること、ランサムウェアが脅威のトップの地位を占めるまでに拡大したことなどが明らかにされている。

また、サイバー攻撃が実際の武力紛争を補完する国家レベルの武器へと進化したこと、ランサムウェアが経済的・社会的な利益を得るための国家レベルの攻撃として台頭していることへの洞察を示すと共に、オープンソースコミュニティ内の新たなモジュールのソースコードによるクラウドサプライチェーン攻撃の増加についても掘り下げている。

産業別・地域別のサイバー攻撃に関する最新の統計と、サイバー攻撃のライフサイクルについてのインシデントレスポンスの分析を含む2022年後半の予測と提言もまとめられており、サイバー攻撃がいかに大きな混乱を引き起こし、2022年の都市生活およびサイバー生活にどのような実害をもたらすかについて、総合的な観点からの見通しを提供している。
 

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