NRIセキュア、パブリッククラウドのセキュリティ機能の運用を自動化・高度化するセキュリティサービスを提供開始
- 2022/09/12 10:30
- SecurityInsight
NRIセキュアテクノロジーズは9月8日、パブリッククラウドのセキュリティ運用支援を行なう「パブリッククラウドセキュリティマネージドサービス」を、同社のマネージドセキュリティサービス「SecurePROtecht」のラインナップに追加することを発表した。このサービスは、ニューリジェンセキュリティ社が開発・提供するクラウドセキュリティ運用支援サービス「Cloudscort」を利用している。
このサービスでは、AWSとOCI（Oracle Cloud Infrastructure）で提供されるWAFのユーザー企業を対象に、パブリッククラウド上に構築されたシステムの運用・監視の自動化・高度化を、セキュリティ運用の専門家が「Cloudscort」を用いて支援する。
「Cloudscort」は、ネイティブ機能の運用を自動化することにより、企業のセキュリティ担当者やWebサイト管理者にかかる負荷を軽減し、サイバー攻撃による被害やシステム障害の未然防止と検知対応を実現するソリューション。AIによるデータ解析やオートメーション機能を備え、脅威インテリジェンスの活用プロセスである「収集・判断・対応」を人手に代わり自動で実施する。
「Cloudscort」を導入することで、ネイティブ機能への脅威情報の取り込みや、ログおよびアラートを自動収集・分析してセキュリティ上必要な対処を自動的に行なうことが可能になる。
さらに、セキュリティログ監視プランを選択すると、「セキュリティログ監視サービス（NeoSOC）」による24時間365日の監視体制が付帯し、セキュリティインシデントのさらなる早期発見と被害の局所化ができるようになる。