SecurityInsight | セキュリティインサイト

MS&ADインターリスク総研、「サイバーBCP」に関するコンサルティングサービスを提供開始

MS&ADインターリスク総研は9月9日、「サイバーBCP」に関するコンサルティングサービスの提供を開始したことを発表した。

このサービスは、企業等のサイバーセキュリティ対策の現状を確認のうえ、被害の発生可能性や影響を診断し、対策についてアドバイスを行なう「リスクアセスメント支援」と、サイバー攻撃により「長期間にわたり事業の大半が停止する」事態を想定した「サイバーBCP」に関する企業等の対策支援を行なうものとなっている。

組織における取り組みの成熟度や課題に応じて、以下のサービスを提供する。

●リスクアセスメント支援
サイバー攻撃により「長期間にわたり企業等の事業の大半が停止」した場合、既存のBCP戦略が機能しない等、深刻な事態に陥ることがある。そういった事態を「回避」するため、企業等のサイバーセキュリティ対策の現状を確認のうえ、被害の発生可能性や影響を診断し、対策についてアドバイスをする。

●サイバーBCP構築支援
現在はあらゆるハザードに対応可能な「オールハザードBCP」の構築がトレンドだが、構築されたBCPがサイバー攻撃にも対応可能か検証されることを推奨する。特に、サイバー攻撃によって日本中あるいは世界中の事業所が同時に機能停止に陥り、地震BCP等で構築した「被災していない事業所のリソースを活用する戦略」が機能しないおそれがあることを十分考慮する必要がある。そこで、上記を考慮した事業継続戦略の構築、当該戦略を実行するための事前準備等を支援する。
 

関連リンク

プレスリリース