テュフズード、2023年のサイバーセキュリティトレンドを公開

テュフズードは12月21日、2023年に注目すべき最新のサイバーセキュリティトレンドを発表した。2023年には、以下のようなサイバーセキュリティのトレンドと展開が浮き彫りになると予想されるとしている。

1.費用対効果の高いサイバーセキュリティ・ソリューション
リーズナブルで効果的なセキュリティ・ソリューションやサービスへの需要が高まる。特に中小企業においては、自社のITセキュリティの予算に的を絞って活用し、サイバーセキュリティ対策の費用対効果を十分に吟味することになる。

2.サイバーセキュリティ規制の実施
国内外でいくつかのサイバーセキュリティに関する法律や規制がすでに制定されており、現在は施行の段階に移行している。しかしこれらの規制に共通する点は、その適用範囲に該当するか、必要な変更をいかに効率的に実現するかを、企業自身が確認しなければならないということ。国際的な実施状況を見る限り、規格や第三者認証が果たす役割は、今後これまで以上に大きくなっていく。

3.重要インフラへの注力を強化
重要インフラの保護は依然として重要な課題で、特にエネルギー供給や医療など、非常にセンシティブな分野での保護対策は必須。バイデン大統領の国家安全保障戦略における重要な要素の一つはサイバーレジリエンスで、ドイツでは重要インフラの保護を目的とした包括的な法律(KRITIS)の採択が計画されている。

4.ターゲットグループ指向のトレーニング
これまでは全従業員を対象とした一般的な意識向上トレーニングに重点を置いてきたが、今後は特定の対象者やそのニーズにマッチさせ、自動車工学や医療技術産業といった特定分野の要件などについても取り組むようなレーニング対策がますます重要になる。

5.標準化によるデジタルトラスト
2021年4月に欧州委員会がAI規則案を提示した。これを受け、ステークホルダーは、最大限のセキュリティを提供するIT環境の構築を可能にするAI認証書や認証基準に関する議論に着手しなければならない。ISO(国際標準化機構)などの標準化機関はすでに取り組みを始めており、産業界も同様にAIラベルの提案やソリューションの開発に取り組んでいる。
 

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