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クオリティア、ビジネスパーソン1000名に聞いたメールセキュリティに関する調査の結果を発表

クオリティアは1月10日、全国の20~59歳の会社員または公務員・団体職員で仕事の際にコミュニケーションツールとしてメールを使っている人を対象に、昨年12月2日~3日に実施した「メールセキュリティに関する調査」の結果を発表した。その概要は以下のとおり。

●「メールにファイルを添付する際、“パスワード付きZIPファイル”を使用している」か
「使用している」は40.8%、「使用していない」は59.2%だった。年代別では、使用している人の割合は若年層で高くなり、20代では45.6%だった。使用している人(408名)たちのその理由は、「勤務先のルール」(65.9%)が突出して高かった。次いで「セキュリティ面で安心」(26.0%)、「他の社員・職員も使っている」(23.0%)、「メール相手も使っている」(21.1%)、「簡単に使える」(14.0%)だった。

●勤め先の“メールセキュリティ対策”導入状況
勤め先の“メールセキュリティ対策”導入状況については、「導入している」は45.8%、「導入していない」は14.7%、「導入しているかどうかわからない」は39.5%だった。導入していると回答した人(458名)のうち、その対策は「スパムメール・ウイルスメール対策」(71.6%)が最も高く、「フィッシングメール対策」(56.3%)、「標的型攻撃メール対策」(45.2%)、「メール誤送信対策」(26.2%)、「メールの傍受(盗聴)対策」(10.7%)が続いた。

●標的型攻撃メールを受け取ったことがあるか
「受け取ったことがある」は27.0%、「受け取ったことはない」は73.0%。標的型攻撃メールを受け取ったことがある人(270名)がそれによりウイルスに感染したことがあるかについては、「感染したことがある」は17.4%、「感染したことはない」は82.6%となった。

標的型攻撃メールを受け取りウイルス感染したことがある人(47名)がどのような対応をしたかについては、「システム管理者・セキュリティ管理者に報告」(78.7%)が突出して高かった。次いで「他の社員・職員に注意喚起」(40.4%)、「上司に報告」(38.3%)、「情報セキュリティの専門家に相談」(10.6%)だった。
 

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