日立ソリューションズ・クリエイト、サイバーセキュリティコンサルティングとして「漏えい情報調査サービス」を提供開始
- 2023/01/20 10:30
- SecurityInsight
日立ソリューションズ・クリエイトは1月19日、サイバー・レジリエンスの強化を図り、企業の事業継続を支援することを目的として「サイバーセキュリティコンサルティング」を商品化し、そのサービスラインアップの第一弾として、有事の際の対応を支援する「漏えい情報調査サービス」を販売開始することを発表した。
「漏えい情報調査サービス」では、有事発生の際に、組織からダークウェブ、ディープウェブへ漏えいした情報の有無とその内容を把握することができる。また、漏えいした情報から対策案、システム改善案を提案することで、次なる攻撃への予防を促す。
■「漏えい情報調査サービス」の特徴
１．漏えい情報発見時に速報
マルウェアが侵入した際、侵入した端末を足がかりとして、企業内ネットワークに拡散するだけでなく、企業の機密情報や攻撃に使用できる情報（アプリケーションの構成情報、システムのぜい弱性の情報など）を外部に送信することがある。このサービスは調査開始後、組織の漏えい情報を発見した場合に、内容を速報。これにより早期に対策の検討が可能となり、被害の拡大を防止できる。
２．攻撃者の視点での調査
自社のホワイトハットハッカーが攻撃者の視点で、情報フォーラムサイトで交わされているブラックハットハッカー同士の会話の内容や、漏えいした情報や発見されたぜい弱性とそのリスクなどを調査し、適切な対処策を提案して被害の拡大防止、再発防止を支援する。
３．自社ホワイトハットハッカーの知見を生かした報告書、改善提案書を提示
調査結果を基に、自社のホワイトハットハッカーが国際資格の取得やぜい弱性診断などを通じて蓄積した知見を生かした報告書を作成、提出する。また、日立グループのセキュリティ対策の中から最適なソリューション、サービスを提案する改善提案書を提示し、企業の事業継続に欠かせないセキュリティ基盤の構築を支援する。