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IPA、2022年第4四半期の「情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況」を公開

IPA(情報処理推進機構)は1月17日、2022年第4四半期(10〜12月)の「情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況」を公開した。その概要は以下のとおり。

今四半期の「情報セキュリティ安心相談窓口」における相談対応件数は2397件で、前四半期から約6.0%増となっている。

■主な手口における相談員の対応件数(以下、件数が多かった順)

1.「ウイルス検出の偽警告」に関する相談
ウイルスを検出したという偽警告で不安を煽り、電話をかけさせてサポート契約に誘導する「ウイルス検出の偽警告」に関する相談は761件で、前四半期(以下同)から約39.9%増。

2.「宅配便業者・通信事業者・公的機関をかたる偽SMS」に関する相談
「宅配便業者・通信事業者・公的機関をかたる偽SMS」に関する相談は306件で、約1.0%増。

3.「不正ログイン」に関する相談
「不正ログイン」に関する相談は62件で、約31.9%増。

4.「ワンクリック請求」に関する相談
「ワンクリック請求」に関する相談39件で、約25.8%増。

5.「暗号資産(仮想通貨)で金銭を要求する迷惑メール」に関する相談
「暗号資産(仮想通貨)で金銭を要求する迷惑メール」に関する相談は28件、約55.6%減。

6.「Emotet」ウイルスに関する相談
「Emotet」ウイルスに関する相談は13件で、約48.0%減。

7.「Facebookのメッセンジャーに届く動画」に関する相談
「Facebookのメッセンジャーに届く動画」に関する相談は1件。

8.「iPhoneに突然表示される不審なカレンダー通知」に関する相談
「iPhoneに突然表示される不審なカレンダー通知」に関する相談はなかった。
 

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