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日立情報通信エンジニアリング、クラウドセキュリティのサービスを強化した「セキュアインターネット接続ソリューション」を販売開始

日立情報通信エンジニアリングは3月8日、クラウドセキュリティのサービスを強化した「セキュアインターネット接続ソリューション」を販売開始することを発表した。

このソリューションには、ゼットスケーラー製品であるZscaler Internet Access(ZIA)やZscaler Private Access(ZPA)を採用。高度なセキュリティ対策を組み合わせても性能を犠牲にしない多層化防御により、高度化する企業のネットワークに求められるセキュリティ強化や汎用的な通信プロトコルに対応し、さらに利便性の向上などのニーズに対応する。

■強化ポイント

1.リモート環境のゼロトラストネットワークアクセス対応
ユーザーからアクセス要求があるたびにユーザーと機器情報を検証し、事前に定義されたセキュリティポリシーに従って動的に条件を変更し、許容された接続先へのアクセスを許可する。サーバーなどのハードウェアが不要なクラウド提供サービスのため、アクセス数の制限が緩和され、段階的な利用者の拡大やシステムの増設にも柔軟、迅速に対応可能。

2.セキュリティ対策と性能の両立
以下4つのセキュリティ対策機能を提供。利用者数が数十万人規模に増加した場合でも、性能が損なわれることがなく機能を拡張できる。これにより、企業合併などで従業員急増が想定されても安心して利用できる。
・すべてのTCP/UDP通信の不審なふるまいを検出
・カテゴリーやユーザー・グループ・時間・場所に紐づいたウェブ通信制御
・接続ごとに接続定義条件を変更する動的コンテンツフィルタリングと、接続定義条件を変更しない静的コンテンツフィルタリング
・クラウドアプリケーションの分類と制御

3.OT分野のIoTに展開
今回強化したゼロトラストネットワークアクセスは、汎用的な通信プロトコルに対応できると同時にIoTネットワークやOTシステムをインターネットから不可視化することで、サイバー攻撃の回避策としてOT分野のIoTに活用できる。
 

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