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大日本印刷、サイバー攻撃に備えた組織連携トレーニングをメタバース上で実施するコースを開発 〜インシデント発生時の対応経験を提供

大日本印刷(DNP)は9月28日、企業の経営・マネジメント層を対象に、インターネット上の仮想空間・メタバースで、複数の部門が連携してセキュリティ上の脅威事象(インシデント)発生時の緊急対応と組織間連携を学べる「組織連携コース_メタバース演習」を開発したことを発表した。

この演習は、インシデント発生の際に対応指示等の責任を持つ経営・マネジメント層のメンバー4人が、それぞれの役割に分かれて、メタバースで実施するもの。インシデント発生時に取るべき行動や組織連携のあり方について、場所の制約なく学ぶことができる。

■「組織連携コース_メタバース演習」の特徴

1.各部門の情報連携や意思決定を体感で学ぶ演習
情報セキュリティの責任者であるCISOやCSIRT長・事業部長・広報部長の役割に分かれ、4人一組で各人のPCからメタバースの演習室にアクセスして、約2時間の机上演習を行う。参加者は役割に応じて、提供される状況の情報を元に、発生したインシデントへの対処指示や社内外の関係者への情報連携など、適切な対応を選んでシナリオを進めていく。普段とは異なる有事の連携・対応を仮想的に経験することで、実際のインシデント発生時の的確な対応につなげることができる。演習終了後には参加者各自の取り組みの結果と評価が提示され、対応の課題や改善点を理解できる。

2.メタバースにより、臨場感のある演習が可能に
この演習は、遠隔地からでも参加が可能。また、「周囲のメンバーの回答を見て、自身の取るべき行動が推察できてしまう」という、従来の集合型演習の課題も解消できる。メタバースでの臨場感があるインシデント対応体験が可能となり、さらに参加者間で振り返りを行うことによって、自社のインシデント対応計画策定時のベースとなる共通認識を得ることができる。

3.サイバーセキュリティの第一人者・名和利男氏が監修
演習のシナリオは、CSIRT構築やサイバー演習、法的証拠となるデジタル情報の回収・分析等を行うフォレンジックの国内第一人者であり、数多くのインシデント対応で実績がある名和利男氏(サイバーディフェンス研究所専務理事 上級分析官)の知見を反映している。
 

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