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シスコシステムズとネットワンシステムズ、大阪急性期・総合医療センターが「Cisco Secure Network Analytics」を導入したことを発表

シスコシステムズとネットワンシステムズは11月22日、大阪急性期・総合医療センターが脅威の侵入への備えとして、シスコのセキュリティ ソリューション「Cisco Secure Network Analytics」を導入したことを発表した。その経緯は以下のとおりとなっている。

2022年10月に同センターはランサムウェアとサプライチェーン攻撃を受け、診療機能の停止という事態が発生した。閉域性の高いネットワークは安全と考えられてきたが、境界防御だけでは限界があり、医療機器および制御端末は、OSのサポート期間やメーカー保証の関係で対策が困難であることが長年課題となっていた。この状況を迅速かつ的確に対処するために、サイバー攻撃の対策として、「Cisco Secure Network Analytics」の導入を決定した。

今回の導入では、シスコ製品の販売パートナーであるネットワンがサポート。それにより、インシデント発生から43日目に外来診療を再開、73日目には通常診療も再開した。
 

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