中国美味紀行その126(四川食い倒れ旅編15)「ついに食べた本場の味は?──麻婆豆腐」

宜賓から高速鉄道に乗って成都に到着したのは午前11時ごろ。まだホテルにチェックインするには早かったので、その前に地下鉄に乗って向かったのは、市の中心部にある陳麻婆豆腐という店。麻婆豆腐発祥の店の名を継ぐこの店で、かねてから麻婆豆腐を食べてみたいと思っていたのである。

中国美味紀行その125(四川食い倒れ旅編14)「朝から真っ赤なスープの麺──肥腸麺」

宜賓の最終日の朝、いつもどおりホテルの近くをうろつき、これまでとは別の店に入って朝食を食べた。食べたのは肥腸麺(フェイ チャン ミェン)。真っ赤なスープが朝から胃袋に気合を入れてくれる、これまた四川ならではの食べ物である。

中国美味紀行その124(四川食い倒れ旅編13)「楽山発祥の貧しい庶民のために作られた料理──蹺脚牛肉」

楽山への旅の〆は、もちろん夕食。中国版Uberの「滴滴出行」(ディー ディー チュー シン)で呼んだ車の運転手さんに、お薦めの店を聞いたところ、中心部からかなり離れたところの店に行くことになった。

中国美味紀行その123(四川食い倒れ旅編12)「麻辣味に浸された具が大きな丼に──鉢鉢鶏」

昼食に黃鱔(フアン シャン=たうなぎ)を食べ終え、腹ごなしがてら中心部の繁華街をしばらくプラプラと歩いていると、突き当りで大きな川に出た。川からの風に吹かれながら川沿いを歩いていると、川の遠くに何か大きなものがあるように見えた。それが、楽山の一大観光地、楽山大仏であった。そこで、次の晩飯を食べに行く前に、大仏見物に行くことにした。

中国美味紀行その122(四川食い倒れ旅編11)「日本ではあまり食べられることがないタウナギの料理──臨江鱔絲」

宜賓市から現地の友人たちと一緒に高速鉄道に1時間ほど乗って楽山(ラーシャン)市へ。美味しいものが多い四川省の中でも、特に楽山市は隣の自貢(ヅー ゴン)市と共に、美食の街として知られている。そして、中国有数の観光スポットがある場所でもある。

中国美味紀行その121(四川食い倒れ旅編10)「四川くらいでしか食べられない伝統の朝食──南瓜粥&葉児粑」

四川省宜賓市の3日目は、現地の友人たちとともに、高速鉄道に乗って楽山というところに行くことになっていた。そこで、出発前にホテルの近くの食堂で朝食として食べたのが、南瓜粥(ナン グァ ヂョウ)と、四川省の伝統的な食べ物である葉児粑(イェ アール バー)。中国の朝食は、どこにいっても基本的に炭水化物(と少量の肉)ばかりのことが多いのである。

中国美味紀行その120(四川食い倒れ旅編9)「夕食を食べ終えた後にデザートとして食べたのは──小龍蝦」

四川省宜賓市の2日目の夜、現地の友人3人と一緒に烏魚火鍋を食べた後、おしゃべりしながらプラプラと散歩した。すると、一人の友人が「あそこの店に行こう!」と言い出した。さっきご飯を食べ終えたばかりなのに、その店は小龍蝦(シァオ ロン シァー)、日本語でいうところのザリガニ料理の店だった。

中国美味紀行その119(四川食い倒れ旅編8)「これまでに食べたことのなかった味──烏魚火鍋」

四川省宜賓市の2日目の夜、今回宜賓で遊んでくれた現地の友人3人と晩ご飯に行くことになった。「火鍋が食べたい」とリクエストして食べさせてもらった火鍋は、これまでに食べたことのない味の火鍋だった。

中国美味紀行その118(四川食い倒れ旅編7)「火を着けたら本当に燃える?──宜賓燃麺」

四川省宜賓市の2日目、五粮液の工場見学を終えると、一人で市バスに乗り、旧市街の中心部に戻った。ぶらぶらと散歩しながら、街中で600年以上の歴史がある古い酒製造工場を見つけたり(今も稼働中)、岷江と金沙江の2本の川が合流して長江(揚子江)となる場所でしばし川の流れを眺め、その河口にある遠い上海に思いを馳せたりした後、小腹が空いてきたのでおやつにすることにした。宜賓名物の宜賓燃麺(イー ビン ラン ミェン)である。

中国美味紀行その117(四川食い倒れ旅編6)「意外にあっさり味で麺にコシもある──羊肉米線」

四川省宜賓市の2日目の昼は、宜賓市に本社を持つ白酒(バイ ジウ)の大手メーカー・五粮液(ウー リァン イェー)の工場へ。ここには、現地の友人の一人が勤めており、工場内を案内してくれることになっていた。その前に昼食に食べに連れて行ってもらったのが、羊肉米線(ヤン ロウ ミー シエン)の店だった。

中国美味紀行その116(四川食い倒れ旅編5)「朝から唐辛子で胃袋にカツ!──紅油抄手」

四川の朝ご飯は、中国の一般的な朝食とはやや異なる。包子や粥、豆漿(豆乳)といったところはほぼ同じだが、その他に、朝からでも辛いものが普通に食べられるのである。今回食べた、紅油抄手もその一つである。

中国美味紀行その115(四川食い倒れ旅編4)「夕食後は外に繰り出して宵夜(夜食)に──焼烤&烤魚」

友人宅で四川家庭料理をご馳走になった後、友人と旦那さんの3人でマンションの外に出ると、もう一人の友人と合流。夕食を食べて間もないのに、タクシーに乗ってレストランへと向かった。そこで食べたのは、四川人が大好きな焼烤(シャオ カオ)だった。

中国美味紀行その114(四川食い倒れ旅編3)「友人の自宅で白酒とともに味わう──四川家庭料理」

今年6月に開通したばかりの成都―宜賓間の高速鉄道に乗り、四川省南部にある宜賓(イービン)市へ。ここにはこれまで何度か来たことがあり、最初は10年前の2009年で、今回で5回目である。ここでは現地に住む友人たちに歓待してもらい、地元の料理をとことん味わった。

中国美味紀行その113(四川食い倒れ旅編2)「成都発祥の“一人鍋”──冒菜」

四川初日の昼は、四川大学の近くにある冒菜(マオツァイ)の店に。ここは、かつて成都に住んでいた時に、時おり行って食べていた店で、成都を訪れる機会があったら、ぜひまた来たいと思っていた店である。

中国美味紀行その112(四川食い倒れ旅編1)「変な形をしている熱々シューマイ──玻璃焼麦」

これまで東京を中心に日本で食べられる本格中国料理についてご紹介してきたが、先日、四川省に旅行に行ってきたので、今回から四川省で食べた料理の数々を取り上げていく。四川料理といえば、中国では広東料理と並ぶ中国料理のスーパースター。だが、そんな中で、日本ではあまり知られていない料理ばかりを食べてきた。

中国美味紀行その111(日本編33)「口の中でホロホロ溶けるミルクプリン──双皮奶」

これまで4回続けてスイーツが続いたので、続けて今回も中華スイーツをご紹介しよう。今回は広東スイーツの決定版ともいえる双皮奶である。

中国美味紀行その110(日本編32)「漢方薬的な効能のある中華スイーツ──亀苓膏」

このところ、豆腐花、仙草、愛玉子と中華スイーツが続いたので、ついでに今回も同じくゼリー系のスイーツ、亀苓膏(グイ リン ガオ)をご紹介する。日本人の間では通称「亀ゼリー」。亀苓膏は漢方的にさまざまな効能があるので、もしかしたら“スイーツ”と呼んでしまうと語弊があるかもしれない。その亀苓膏が、缶詰ではあるが日本でも食べられるのである。

中国美味紀行その109(日本編31)「かける汁が味の決め手──愛玉子」

今回も引き続き、日本で食べられる台湾スイーツを紹介しよう。前回の仙草でちょっとだけ取り上げた、愛玉子(オーギョーチ)である。日本ではかなりマイナーだと思われていた台湾スイーツも、今ではちょっと探せば普通に食べられるようになっている。

中国美味紀行その108(日本編30)「日本では無名だが台湾では定番のスイーツ──仙草ゼリー」

前回の豆花に続き、今回も台湾で定番のスイーツをご紹介する。台湾発祥のスイーツというと、巷ではタピオカミルクティーがいま大人気である。しかし、単なるデンプンの塊であるタピオカなどよりずっと体に良く、伝統的な定番スイーツが台湾にはある。それが薬草で作ったゼリー、仙草(シエン ツァオ)である。

中国美味紀行その107(日本編29)「東京でも食べられる店が増えてきた中華スイーツの華──豆花」

中華圏では非常にポピュラーな、豆腐を使ったスイーツが豆花(ドウ フア)である。最近では東京でも豆花を出す店が増えてきて、豆花の専門店まであったりする。そのうちの一つに行ってみた。

中国美味紀行その106(日本編28)「ピーナッツを使ったタレのかき混ぜ麺──拌麺」

前回ご紹介した、沙県小吃のスープワンタン「扁肉」と一緒によく食べられているのが、汁なし麺の「拌麺」(バン ミエン)。麺とタレとネギのみじん切りというシンプルな構成で、特に美味いというものではないのだが、多くの中国人にとっては馴染み深い味なのである。

中国美味紀行その105(日本編27)「小腹が空いた時のおやつ、または朝食にピッタリ──扁肉」

前回に引き続き、沙県小吃で食べた小吃をご紹介する。今回は「扁肉」(ビエン ロウ)。漢字だけ見てもどんな食べ物であるか想像がつきにくいが、これは日本で言うところのワンタンである。沙県小吃では、これがスープに入って出てくる。

中国美味紀行その104(日本編26)「酒を飲みすぎた翌朝にピッタリ──茶樹菇排骨湯」

中国全土に6万軒以上もの店があると言われている飲食店チェーンの「沙県小吃」(シャー シエン シァオ チー)が、昨年、日本にも上陸した。中国に住んでいた時にときどき食べていたその味を求めて、今回初めてその店に行ってみた。

中国美味紀行その103(日本編25)「名前は聞いたことがあるけど食べたことがない伝説の麺──ビァンビァン麺」

これまで日本編でご紹介してきた食べ物は、すべて中国でも食べたことがあるものだったが、今回初めて、中国では食べたことがない料理をご紹介する。それはビァンビァン麺である。「麺」と書いた以上、麺料理であることは間違いないのだが、なぜ漢字ではなく「ビァンビァン」などとカタカナで書いたのか。それには理由がある。

中国美味紀行その102(日本編24)「口が燃えるほど辛い麺という意味じゃないんだけど……──宜賓燃麺」

四川省南部に宜賓(イービン)市というところがある。ここの名物の一つが宜賓燃麺(イービン ランミェン)。以前に同じ四川省の成都に住んでいた時や、そこから宜賓に遊びに行った時に、何度か食べたことがある。これが食べたくなってネットで検索したところ、出している店を見つけたので行ってみたのだが……。

中国美味紀行その101(日本編23)「質素な食事じゃないよ──台湾素食」

素食というのは、質素な食事という意味ではなく、中国語で肉類や魚介類を一切使わない菜食主義の料理のことで、台湾では街中のあちこちに「素食」のレストランがある。そんな台湾の素食が東京でも食べられる。

中国美味紀行その100(日本編22)「マカオで生まれたポルトガル式エッグタルトが日本でも──葡式蛋撻」

中国美味紀行も、ついに100回目を迎えた。まあよくネタがこれまで続いたものである。記念すべき100回目ではあるが、いつものように淡々と“中国の味”をお伝えしていく。今回は、マカオ名物のエッグタルト、「葡式蛋撻」である。

中国美味紀行その99(日本編21)「東京にも専門店が進出してきてほしい──桂林米粉」

たった3泊4日の旅行で12回分ものネタを稼いだ台湾編が終わり、半年ぶりの日本編。今回は東京を離れ、九州は福岡で食べた中国の味をご紹介する。中国に住んだことがある人なら誰でも一度は食べている、いや、実際には多くの人がしょっちゅう食べている桂林米粉(グィリン ミーフェン)である。

中国美味紀行その98「台湾特別編(その12)台湾名物のご飯とスープの組み合わせ──魯肉飯&魚翅肉羹」

台南から台北に戻り、帰国する前に昼食で最後に食べたのが、魯肉飯(ルー ロウ ファン)と魚翅肉羹(ユーチー ロウガン)である。魯肉飯は台湾好きには言わずと知れた台湾名物のご飯もので、魚翅肉羹は魚翅(フカヒレ)を使ったスープである。

中国美味紀行その97「台湾特別編(その11)麺線をカップに入れていく店員さんの動作を見るだけでも価値あり?──阿宗麺線」

台湾最終日、“台北の原宿”ともいわれる西門町に行ってみた。ここに来たら食わねばならぬのが阿宗麺線(アゾン ミエンシエン)。いつも行列している、麺線の有名店である。