吃貨美味探訪記 No.200(マレーシア編その36)「マレーシア食い倒れ旅9:親戚一堂が集まって賑やかに──結婚式前夜祭パーティ」

この「吃貨美味探訪記」も、以前の「中国美味紀行」時代から数えて、ついに記念すべき200回目を迎えた。今年に入って5か月(回数にして10回分)のお休みがあったので、開始から8年8か月での達成である。そして今回は200年記念にふさわしく、おめでたい結婚式の前夜祭パーティーでの食事模様についてお伝えする。

吃貨美味探訪記 No.199(出張地元メシ編その9)「東京ではなかなか食べられない魚ばかり──徳島県鳴門市・徳島の海鮮3種」

初めての徳島県出張は、渦潮で知られる鳴門市だった。鳴門市は鳴門海峡に面しているだけに海の幸が豊富だ(ほとんどの都道府県が海に面しているのだから、内陸部でもないかぎりどこも海の幸が豊富なことは、ここでは置いておく)。特に今回は、これまで食べたことない徳島特産の魚ばかりを食べてきた。

吃貨美味探訪記 No.198(マレーシア編その35)「番外編:4年ぶりに新宿で開催されたマレーシアフェアへ──ナシルマッ& etc.」

本来であれば、今回はイポー4日目の夜、クアラルンプールで行われる結婚式の前夜祭の話にするはずだったが、11月始めに新宿中央公園で開催されたマレーシアフェアに行ってきたので、今回は番外編として、その時のことについてお伝えする。

吃貨美味探訪記 No.197(出張地元メシ編その8)「観光名所になり、客が多くなったからなのか……──福岡県福岡市・中洲の屋台」

初めて福岡市に行った時のこと。福岡といえば屋台。屋台といえば中洲ということで、夜の帳が降りるのを待って、歩いて中洲の屋台街に繰り出した。そこで体験したのは、期待していたのとはかなりかけ離れたものだった──。

吃貨美味探訪記 No.196(マレーシア編その34)「マレーシア食い倒れ旅8:クアラルンプールに出発前の腹ごしらえと到着後の遅めのランチ──飲茶と肉骨茶」

イポー4日目。この日はクアラルンプールで行われる結婚式の前夜祭があり、そして翌日は結婚式ということで、朝から一族みんなで車数台に分乗して、クアラルンプールに向かうことになっていた。イポーからクアラルンプールまで高速道路を約2時間。その前に、まずはみんなで朝食を食べに行った。朝の飲茶である。

吃貨美味探訪記 No.195(出張地元メシ編その7)「脂の甘みと旨みに、思わず顔がニヤける──熊本県熊本市・霜降りの馬刺し」

もう8年前のことになるが、2015年の秋に初めて熊本に出張。現地での用事を済ませたあと、熊本市の繁華街であるアーケード通りに繰り出し、熊本料理の店へと向かった。当然のごとく馬刺しが名物で、特に霜降りが自慢。その味は、それまで食べたことのあった馬刺しとは異次元の美味さだった。

吃貨美味探訪記 No.194(マレーシア編その33)「マレーシア食い倒れ旅7:花より団子ならぬ、団子より花──18年ぶりに再会した“踊る女性”」

前回からだいぶ時間がたってしまったが、今回はマレーシア食い倒れ旅の3日目である。この日は、果樹園と観賞植物店を経営するおじさん夫婦に草花の仕入れに連れていってもらった。まずは食堂に行って朝食を食べ(ここまでが前回)、果樹園に行って中型トラックに乗り換えると、草花の卸売店があるキャメロン・ハイランドへと向かった。

吃貨美味探訪記 No.193(出張地元メシ編その6)「キャベツどっさり、焼きソバたっぷり──広島県福山市・お好み焼き」

8月の暑い時期、新幹線に乗って広島県福山市へ。現地での用事を済ませたあと、夜は訪問先の人お薦めの居酒屋へ。そこで簡単に夕食を済ませ、まだ飲み足りなかったので、さらに別の店に入り、広島県らしい食べ物を食べた。広島名物のお好み焼きである。

吃貨美味探訪記 No.192(マレーシア編その32)「マレーシア食い倒れ旅6:朝から食欲を全開にしてくれる──板麺」

マレーシア・イポーの3日目。この日は、果樹園と観賞植物店を経営するおじさん夫婦に、キャメロン・ハイランドまで草花の仕入れに連れていってもらうことに。朝、出発する前に食堂に行って食べたのは「板麺」。これがまた、朝から大満足の一品だった。

吃貨美味探訪記 No.191(出張地元メシ編その5)「ソースの二度漬け禁止はいいのだけど──大阪市・串カツ」

あまりにも一般的な食べ物で、出張地元メシとして取り上げるには気恥ずかしいのだが、とりあえずネタがあったので、今回は大阪市で食べた「串カツ」である。大阪といえば“二度漬け禁止の串カツ”ということでご了承いただきたい。

吃貨美味探訪記 No.190(マレーシア編その31)「マレーシア食い倒れ旅5:かつて中国で食べた懐かしい味とマレーシアの味が一つの店に──客家料理&フィッシュカレー」

マレーシア・イポー2日目の夜。いつもどおり現地の知り合いに連れられて、ご飯を食べに行った。小さな商店街にある小さなレストラン。とはいえ、味にうるさい現地の人が連れていってくれる店だけに、味は保証付きである。そこで食べたのは、マレーシア料理のフィッシュカレーのほか、かつて中国に住んでいた時によく食べていた懐かしい料理だった。

吃貨美味探訪記 No.189(出張地元メシ編その4)「新幹線の時間まで退屈だったので──愛知県名古屋市・ひつまぶし」

今回取り上げるのは「ひつまぶし」。前回に引き続き、名古屋で食べた「茶色い食べ物」の一つである。このコラムでわざわざご紹介するにはあまりにもメジャーな食べ物だが、このとき食べたのが初めてだったし(しかも、それ以降食べていない)、出張で食べるにはけっこうお高い値段だったので、その出費を無駄にしないためにも取り上げることにした。

吃貨美味探訪記 No.188(マレーシア編その30)「マレーシア食い倒れ旅4:魚の香ばしさとあっさりスープがたまらない──魚頭米粉(魚頭ビーフン)」

マレーシア・イポー2日目。イポーに到着してから初めての朝食は、魚の頭が入った汁入りビーフン「魚頭米粉」(広東語読み:ユー タゥ マイ ファン)。この魚の頭が、香ばしくてたまらなく美味いのである。

吃貨美味探訪記 No.187(出張地元メシ編その3)「茶色ばかりですが、なにか?──愛知県名古屋市・なごやめし」

今回取り上げるのは、初めて出張で名古屋に行った時に食べた「なごやめし」。ご存じのとおり名古屋といえば味噌を使った料理が有名で、しかも関東人には馴染みの薄い八丁味噌が使われていることが多い。初めて食べる本場の名古屋料理は、いったいどんなお味だったのか。

吃貨美味探訪記 No.186(マレーシア編その29)「マレーシア食い倒れ旅3:イポーの特産品を使った名物料理──芽菜鶏(もやしチキン)」

マレーシア・イポー1日目の夕食は、イポー名物の「芽菜鶏」(もやしチキン)。イポーに来る観光客のほとんどは、市街地にある芽菜鶏の有名店で食べるが、こちらは地元民と一緒なので、いつもどおり、屋台が集まる食堂でいただいた。

吃貨美味探訪記 No.185(出張地元メシ編その2)「愛媛県南部、南予地方の郷土メシ──愛媛県松山市・ひゅうが飯&さつま飯

今回は四国の愛媛県松山市に行った時の食べた料理について。昼食で食べた、愛媛ならではの二つの郷土料理を取り上げる。似ているようでまったく別のこの二つ、四国なのになぜか九州の地名が付けられているのも、また不思議である。

吃貨美味探訪記 No.184(マレーシア編その28)「マレーシア食い倒れ旅2:マレーシア・イポーに到着して最初の食事は──焼味飯」

シンガポール・チャンギ国際空港から飛行機を乗り継いで向かったのは、マレーシアのイポー。そこから今回のマレーシア滞在が始まった。着いて最初に昼食で食べたのは、広東メシでお馴染みの「焼味飯」。しかも打包(テイクアウト)でだった。

吃貨美味探訪記 No.183(出張グルメ編その1)「屋台村で食べた揚げたてをもう一度──鹿児島市・さつま揚げ」

今回から新たなシリーズとして、これまで国内出張先で食べてきた地方の料理を、その時の思い出とともにご紹介していく。記念すべき第1回は、鹿児島市にある屋台村で食べた、さつま揚げである。

吃貨美味探訪記 No.182(マレーシア編その27)「マレーシア食い倒れ旅1:これはマレーシアの●●●ヌードルと同じもの?──シンガポールラクサ」

前回お伝えしたとおり、先日、現地の知り合いの結婚式に参加するために、マレーシアに1週間ほど滞在してきた。今回からしばらくは、この時に食べてきた現地の料理について時系列でご紹介していく。現地ではほとんど毎食、お腹いっぱいになるまで食べ(させられ)てきた。その第1回は、今回のフライトの経由地、シンガポールのチャンギ空港で食べたラクサである。

吃貨美味探訪記 No.181(日本編その59)「サンバルソースがクセになるマレーシアの焼き鳥──サテー」

今回の日本編もまた、いつものような中国系料理ではなく、東京で食べたマレーシア料理を取り上げる。それは、マレーシアの焼き鳥「サテー」である。本場とは味がちょっと異なり、日本人の口に合う味になってはいたが、そこに添えられたソースが、クセになる味だった。

吃貨美味探訪記 No.180(マレーシア編その26)「マレーシア式屋台しゃぶしゃぶ?──Lok lok」

イポーの夜市は以前も取り上げたことがあるが、今回もまた、夜市でお馴染みの食べ物をご紹介する。前回は果物の王様ドリアンともち米、そしてココナッツミルクという、日本人にとっては思いも寄らない取り合わせの食べ物だったが、今回取り上げるのは、日本人にとってもう少し馴染みやすいものである。

吃貨美味探訪記 No.179(日本編その58)「中国のどこでも見かける味付きゆで卵──茶葉蛋」

今回は前回の日本編の続きで、アメ横で食べたものについて。本当は、この時に豆腐花と一緒に食べたワンタンスープについて書こうと思っていたのだが、よく考えてみたら、ワンタンスープなど日本でも珍しいものではない。というわけで、この時にたまたま見つけて食べた、別のものをご紹介する。それは「茶葉蛋」(チャー イェー ダン)、醤油味の汁で煮込んだ「ゆで卵」である。

吃貨美味探訪記 No.178(マレーシア編その25)「生姜汁の自然な甘さと喉越しの柔らかさがたまらない──豆腐花」

前回の日本編でアメ横で食べた豆腐花を取り上げた際、以前にマレーシアでも食べたことがあると書いたので、過去の写真を探してみた。すると、マレーシアで豆腐花を食べたのは、5年前の2017年の年末、やはり結婚式に呼ばれてイポーに行った時のことだった──。

吃貨美味探訪記 No.177(日本編その57)「おやつとして食べる豆腐の小吃──豆腐花」

先日、都内で用事があり、その帰りに昼食がてら久しぶりにアメ横へ。お目当てはもちろん、中国の小吃が食べられる屋台のような店である。店に掲げられている料理の写真と名前を見ながら、これまでここで食べたことのないものを探した。そうして見つけたのが、豆腐花(ドウ フ フア)だった。

吃貨美味探訪記 No.176(マレーシア編その24)「名前は同じでも全く別物の料理だった──福建麺」

今から20数年前に、マレーシア半島北西部にあるペナン島の屋台街で、ある麺料理を食べた。その美味さが忘れられず、それから10数年後になって、現地の友人とご飯を食べに行った時に、それが食べたいとリクエストしてみた。ところが、出てきたのは、ペナン島で食べたものとは全く違うものだった。

吃貨美味探訪記 No.175(日本編その56)「マレーシアのインド系ぶっかけ飯が日本でも──ナシ・カンダール」

いつもなら今回は日本で食べる中国料理を紹介する回なのだが、月2回の連載のうちのもう一方がマレーシア編なので、今回は日本で食べたマレーシア料理を取り上げようと思う。しかも、実はマレーシアで食べたことがない料理。果たしてどんなお味なのか──。

吃貨美味探訪記 No.174(マレーシア編その23)「“カニ島”という名前の島で食べた海の幸──ケタム島」

連続して恐縮だが、前回に引き続き、今回もマレーシアで食べた海鮮料理を紹介する。といっても、今回は料理を紹介するというより、それを食べた場所についてがメインとなる。その時に訪れたのは、マレーシアの首都クアラルンプールから西北西に直線距離で約50kmのところにある小さな島「ケタム島」である。

吃貨美味探訪記 No.173(日本編その55)「懐かしい中国の味を自宅で作ってみた──麻辣燙」

日本で麻辣燙(マー ラー タン)の素が発売されたと知り、さっそく取り寄せて自宅で麻辣燙を作ってみた。中国に住んだことがある人で、麻辣燙を食べたことがない人はモグリといってもいいほど(実際には、食べたことがない日本人はけっこういるかもしれないが)、現地ではポピュラーな食べ物である。

吃貨美味探訪記 No.172(マレーシア編その22)「“太平”という名前の街で食べる海の幸──海鮮料理」

マレーシアという国は、主にマレー半島の南側とボルネオ島の北側の2つからなっている。首都のクアラルンプールがあるのはマレー半島で、イポーはクアラルンプールから北北西に約180kmのところにある。ある時、そのイポーからさらに北西に50km行ったところにあるタイピンという街に行った。そこで食べた料理を今回はご紹介する。

吃貨美味探訪記 No.171(日本編その54)「あの有名火鍋チェーンの火鍋がカップ入りインスタント食品に──自煮火鍋套餐」

先々月の3月の日本編で中国のインスタントラーメンを取り上げた際、袋入りインスタントラーメンを買うために行った中国食品販売店で、偶然目についたものがあった。日本でも有名な有名火鍋チェーンの、カップ入り火鍋である。今回はそれをご紹介する。